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해설! 천성인어!! (일본어 일본 신문 칼럼)

2021년 6월 18일자 천성인어 (天声人語) - 禁酒令と五輪

by 홍성필 2021. 6. 26.
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(本文:본문

飲食店で自由にお酒が飲めない。「禁酒令」とも言える感染対策は、緊急事態宣言の後も完全には解けそうにない。1920~30年代の米国禁酒法になぞらえたくなるが、当時は多くの人にとって「飲酒の時代」でもあった。ただし闇での。

岡本勝著『禁酒法』によると、もぐりの酒場が洋服屋や床屋などの奥や地下で営業していた。経営者は役人や検事に賄賂を渡し、警官からはただ酒をせびられた。アル・カポネらギャングも密売に暗躍した。

もともと過度の飲酒を戒める倫理観から生まれた法律である。道徳の追求のはずが、いつのまにか不道徳がはびこる。はて何かに似ているような……そうか五輪か。崇高な五輪精神はジェンダー平等や持続可能な社会作りを後押ししてきた。

ところがいま見せつけられているのは市民の命を二の次に扱うような、倫理の喪失である。IOC幹部が緊急事態宣言下でも五輪はできると強弁したのは忘れられない。米国のテレビ局トップは「我が社史上、最も高収益の五輪になりうる」とのたまった。

日本側も入場料収入を失うのが嫌なのか、何としても無観客を避ける構えだ。専門家から「観客を入れて開催なら都内の感染者が最大で1万人増」との予測が出るが、政府は耳をふさいでいるかのようだ。

かつて財閥のロックフェラー2世は、禁酒法違反の横行で「法律全般に対する尊敬の念」が失われたと嘆いた。アスリートへの敬意は変わらない。しかし五つの輪の輝きは、失われつつある。




 


(よみがな:
요미가나

飲食店(いんしょくてん)自由(じゆう)にお酒(さけ)が飲(の)めない。「禁酒令(きんしゅれい)」とも言(い)える感染(かんせん)対策(たいさく)は、緊急(きんきゅう)事態(じたい)宣言(せんげん)の後(あと)も完全(かんぜん)には解(と)けそうにない。1920(せんきゅうひゃくにじゅう)~(から)30(さんじゅう)年代(ねんだい)の米国(べいこく)禁酒法(きんしゅほう)になぞらえたくなるが、当時(とうじ)は多(おお)くの人(ひと)にとって「飲酒(いんしゅ)時代(じだい)」でもあった。ただし闇(やみ)での。

岡本勝(おかもと・まさる)著(ちょ)『禁酒法(きんしゅほう)』によると、もぐりの酒場(さかば)が洋服屋(ようふくや)や床屋(とこや)などの奥(おく)地下(ちか)営業(えいぎょう)していた。経営者(けいえいしゃ)役人(やくにん)や検事(けんじ)に賄賂(わいろ)渡(わた)し警官(けいかん)からはただ酒(ざけ)をせびられた。アル・カポネらギャングも密売(みつばい)に暗躍(あんやく)した。

もともと過度(かど)飲酒(いんしゅ)戒(いまし)める倫理観(りんりかん)から生(う)まれた法律(ほうりつ)である。道徳(どうとく)追求(ついきゅう)のはずが、いつのまにか不道徳(ふどうとく)がはびこる。はて何(なに)かに似(に)ているような……そうか五輪(ごりん)か。崇高(すうこう)な五輪(ごりん)精神(せいしん)はジェンダー平等(びょうどう)持続(じぞく)可能(かのう)な社会作(しゃかいづく)りを後押(あとお)ししてきた。

ところがいま見(み)せつけられているのは市民(しみん)の命(いのち)を二(に)の次(つぎ)に扱(あつか)うような、倫理(りんり)喪失(そうしつ)である。IOC(アイオーシー)幹部(かんぶ)が緊急(きんきゅう)事態(じたい)宣言(せんげん)下(か)でも五輪(ごりん)はできると強弁(きょうべん)したのは忘(わす)れられない。米国(べいこく)のテレビ局(きょく)トップは「我(わ)が社(しゃ)史上(しじょう)最(もっと)も高収益(こうしゅうえき)の五輪(ごりん)になりうる」とのたまった。

日本(にほん)側(がわ)も入場料(にゅうじょうりょう)収入(しゅうにゅう)を失(うしな)うのが嫌(いや)なのか、何(なん)としても無観客(むかんきゃく)を避(さ)ける構(かま)えだ。専門家(せんもんか)から「観客(かんきゃく)を入(い)れて開催(かいさい)なら都内(とない)の感染者(かんせんしゃ)が最大(さいだい)で1(いち)万人(まんにん)増(ぞう)」との予測(よそく)が出(で)るが、政府(せいふ)は耳(みみ)をふさいでいるかのようだ。

かつて財閥(ざいばつ)のロックフェラー2(に)世(せい)は、禁酒法(きんしゅほう)違反(いはん)の横行(おうこう)で「法律(ほうりつ)全般(ぜんぱん)に対(たい)する尊敬(そんけい)の念(ねん)」が失(うしな)われた嘆(なげ)いた。アスリートへの敬意(けいい)は変(か)わらない。しかし五(いつ)つの輪(わ)の輝(かがや)きは、失(うしな)われつつある。
 

 

(もう一度読んでみよう:다시 한 번 읽어보자

飲食店で自由にお酒が飲めない。「禁酒令」とも言える感染対策は、緊急事態宣言の後も完全には解けそうにない。1920~30年代の米国禁酒法になぞらえたくなるが、当時は多くの人にとって「飲酒の時代」でもあった。ただし闇での。

岡本勝著『禁酒法』によると、もぐりの酒場が洋服屋や床屋などの奥や地下で営業していた。経営者は役人や検事に賄賂を渡し、警官からはただ酒をせびられた。アル・カポネらギャングも密売に暗躍した。

もともと過度の飲酒を戒める倫理観から生まれた法律である。道徳の追求のはずが、いつのまにか不道徳がはびこる。はて何かに似ているような……そうか五輪か。崇高な五輪精神はジェンダー平等や持続可能な社会作りを後押ししてきた。

ところがいま見せつけられているのは市民の命を二の次に扱うような、倫理の喪失である。IOC幹部が緊急事態宣言下でも五輪はできると強弁したのは忘れられない。米国のテレビ局トップは「我が社史上、最も高収益の五輪になりうる」とのたまった。

日本側も入場料収入を失うのが嫌なのか、何としても無観客を避ける構えだ。専門家から「観客を入れて開催なら都内の感染者が最大で1万人増」との予測が出るが、政府は耳をふさいでいるかのようだ。

かつて財閥のロックフェラー2世は、禁酒法違反の横行で「法律全般に対する尊敬の念」が失われたと嘆いた。アスリートへの敬意は変わらない。しかし五つの輪の輝きは、失われつつある。



 

홍성필의 해설! 천성인어!!
http://col.ikahochurch.com

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